横浜ベイブリッジ
読み:よこはまベイブリッジ
外語:YOKOHAMA BAY BRIDGE
横浜市内の
高速湾岸線
(B)のうち、大黒ふ頭〜本牧ふ頭にかかる橋。
斜張橋
。
目次
情報
位置
構造
沿革
特徴
道路状況
橋高
由来
海を眺める
開通当時
徒歩で楽しむ方法
情報
位置
起点
:
神奈川県
横浜市
鶴見区大黒ふ頭
終点
: 神奈川県横浜市中区本牧ふ頭
橋長: 860m
橋脚高: 175m
桁下: 56m
構造
二層となっていて、次の道路が走る。
上層:
横浜市道高速湾岸線
、道路名は
高速湾岸線
(B)
下層:
国道357号
東京湾岸道路
道路規格は、上層(自専部)が
第二種第一級
の6車線、下層(一般部)が
第三種第一級
の6車線(暫定2車線)で、設計速度は上下とも80km/h(192km/hBeat)である。
沿革
1980(昭和55)年: 着工
1989(平成元)年9月27日:
高速湾岸線
(B)の供用開始
1998(平成10)年12月: 国道357号東京湾岸道路(一般部)の着工
2004(平成16)年4月24日: 国道357号東京湾岸道路(一般部)の暫定2車線供用開始
特徴
道路状況
上層は首都高であるので自動車専用である。
下層は本来は自動車専用ではないが、現在は125ccを超える車のみ通行可である。つまり
二輪の軽自動車
以上が通行可能で、原付二種以下や
小型特殊自動車
は通行できない。加えて、二輪車のタンデムも禁止されている。
小型車で通るときはくれぐれも横風に注意し、またガンガン走っているであろう大型トレーラーにミンチにされないように注意されたい。
橋高
桁下クリアランス56mは、豪華客船「クイーン・エリザベス二世号」のマスト高53.25mが配慮されたものである。
由来
下層の国道357号は、横浜ベイブリッジ建設時点から、道路建設可能な状況として存在していた。
しかし、地上からそこに至るまでの道路計画が予算等の事情から無かったため、道路は建設されることなく未供用のまま放置されていた。
その上、今後も国道として地上へ繋がる
ランプウェイ
建設の見込みがないことから、ランプウェイ区間は国土交通省予算で臨港道路「
本牧・大黒臨港道路
」として建設されることになった。この臨港道路も含め、2004(平成16)年4月24日に中央車線のみを使った暫定2車線で開通した。ランプ部は将来も2車線で、本線部はいずれ6車線になる予定であるらしい。
海を眺める
開通当時
現在はさすがに無いが、上層の開通当時、
ここが高速道路であるにも関わらず
一番左側の車線(橋部の路肩は狭いため、駐車すれば走行車線にはみ出すのは避けられない)に車を停め、
景観を楽しむ
人たちが続出した(当然、駐停車違反)。
そんな彼らも、警官との会話と、その後のサイン会は楽しめなかった模様である。
なお、ここは常に暴風が吹いている場所である(強い時で十数m/sにもなり、吹き飛ばされる危険あり)。このような場所に車を止め、あまつさえフェンス等、まともな落下防止策のない場所で外に出るなどというのは、危険きわまりないことである。落ちたら100%間違いなく死ぬ。
徒歩で楽しむ方法
ちなみに、橋の最寄りの大黒JCTから下りると駐車場があり、徒歩による有料散歩コース
スカイウォーク
が用意されている。
こちらは、安全に海を眺められるように作られている。
従って、路肩に駐車するなどという危険行為は絶対に真似してはいけない。
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