日本海
読み:にほんかい
外語:Sea of Japan
日本国の西側にある海。
概要
日本列島と支那大陸に挟まれる位置にある海洋。大きな4大海洋に次ぐ10の大きな海として「10大海」があり、日本海はその一つである。
日本海の呼称は日本の存在によって規定されており、もし日本列島がなければこの海は単なる太平洋である。従って、この海は世界的に日本海(Sea of Japan)と呼ばれている。
朝鮮は、日本の名が気に入らないとして日本海呼称問題を起こしているが、朝鮮がなくても日本海は日本海である。
特徴
範囲
支那大陸と日本列島を挟む位置にある海一帯をいい、世界の10大海の一つとされる。
日本海は閉じた海であり、北は間宮海峡や宗谷海峡でオホーツク海と接する。また津軽海峡で太平洋と、対馬海峡で西沖縄海(東支那海)と、それぞれ接している。
外洋との接点が少ないことから水質変化が少ないのが特徴だが、対馬海峡から黒潮系の対馬海流が流入し、この暖流が日本への気候に大きな影響を与えている。
次のような国々に囲まれた海域である。
水底構造
中央部に大和堆(水深約400m)がある。
大和堆を中心として、三つの海盆がある。
- 北東 ‐ 日本海盆(水深約3000m)
- 南西 ‐ 大和海盆(水深約2500m)
- 南東 ‐ 対馬海盆(水深約2500m)
また、富山湾から北方向に、長さ約750kmにも渡り海底谷である富山深海海底谷(深海長谷)が存在する。この海底谷は、富山トラフ、大和海盆を抜け、日本海盆にまで至っている。
荒波
日本海といえば荒波として知られるほど波が高い日が多いのが特徴。天候の良い日は穏やかであるが、冬の日本海は荒れがちである。
日本海の荒波に揉まれた魚介類は身がしまっていて大変美味とあり、人気が高い。
再検索