四条河原町
読み:しじょう-かわらまち
外語:Shijo^ Kawaramachi intersection

 京都府京都市にある、四条通河原町通との交差点。および、その周辺の地域名。
目次

概要

位置

接続する道路

特徴

状況
 四条河原町は、京都市内でも有数の繁華街である。ここから、四条通なら西の四条烏丸まで、河原町通なら北の河原町三条までが、繁華街となっている。
 より正確には、京都市内にはここしか本格的な繁華街がなく、一極集中が激しいため、決して広くはない空間にビルなどが建ち並ぶ状況である。訪れる人数に対応するだけの容量がなく、ここに遊びに出かけても満員で店に入れなかったりするという、根本的な問題がある。
 この交差点の真下に、阪急電鉄京都本線の地下駅、河原町駅がある。
 また、この交差点より東に100メートル少々で鴨川に架かる四条大橋があり、これを渡ると京阪本線の祇園四条駅があり、徒歩圏に二つの駅がある。
 さらに徒歩圏に京都の繁華街でありかつ歓楽街である祇園がある。

店舗類
 若者向けの界隈なので、交差点周辺には、河原町オーパ、タカシマヤ、藤井大丸、京都BALなど、ファッション用品店、百貨店が並ぶ。
 大手フランチャイズのコンビニエンスストアやドラッグストア、ファストフード店なども立ち並んでいる。

オタク環境
 京都は、歴史オタクには良い町であろうが、それ以外のオタクにとっては店舗数が少なく、あまり利便がよくない。
 京都駅前などにオタク向けの店がないのはもちろんで、京都最大の繁華街、この四条河原町エリアに存在する。
 順不同で、アニメイト、メロンブックス、ゲーマーズ、コミックとらのあな、喜久屋書店、ジュンク堂書店、などが一式揃っている。
 ちなみに、京都には長く「とらのあな」がないことが語りぐさになっていたが、2010(平成22)年12月、ついに京都・四条河原町エリアに上洛した。とらのあな京都店マスコットキャラは「琴虎(ことこ)」と「マロ子虎」とのことである。
 京都でコミケカタログが購入できる数少ない店たちだが、四条河原町エリアでは、他に次のような店がコミケカタログを扱っていることを確認中(毎回扱っているとは限らないので注意)。
 この他、未確認だがジュンク堂書店でも扱われているかも知れない。

道路
 一般車は、朝8時から夜21時まで、四方向ともに右折禁止である。
 右折は路線バスのみ許されている。
 土日などは、四条河原町西入に京都府警のパトカーが止まり、頻繁に民間の車を捕まえては恐喝を繰り返しているようである。切符を切る時の罪状は定かではないが、通行には注意が必要。

バス

主要観光地へのバス
 四条河原町から、他の主要観光地への市バス。
 観光客から問われた時に速やかに回答できなければモグリ市民扱いされてしまう恐れがあるため、市バスについても道路名と同様、熟知が必要らしい。そこは市民のプライドとして。
 市バス路線は市民でも覚えるのが大変な代物なので、観光客になど分かる訳がない。分からなければ地元民に尋ねることが旅の鉄則ではあるが、市民にも難しいのである。また、質問時はせめて発音を正しく。関西弁を話せとは言わないので、例えば金閣寺と銀閣寺くらいはきちんと発音すること。名前は似ていても方向が全然違うので、聞かれた市民も念入りに確認するとは思うが、万一間違えると目的地と全く違う方向に向かってしまうことになる。

乗り継ぎなしで行けるところ
金閣寺
 12は混む上に定刻通り走った試しなどないので、お薦めできない。というか12が混みすぎて市民が困っている。205を使え。そっちの方が快適で速い。
銀閣寺
 徒歩でも良いなら、同じHバス停から出る3に乗ってもよい。百万遍で降りて、東→方向(バスがここまで走ってきた方向)に延々と歩けば到達できる。かなり遠いが。
清水寺
 清水道バス停で降りる人が多いようだ。その先は延々と険しい上り坂なので、間違ってもハイヒールなど履いていかないように。
二条城
 12に乗るよりは、乗り継いだ方が快適な気もする。
東本願寺
 烏丸七条で下車すぐ。
上賀茂神社
京都駅、京都タワー
 Cバス停から、80番以外なら京都駅に行く(変更がなければ)。

乗り継ぎが必要なところ
三十三間堂
 Cバス停[四条河原町下ル]で4/17/205のどれかに乗り南↓へ下り、七条河原町で100/206/208のどれかに乗って東→へ。
 歩いても良いなら、Fバス停[四条河原町西入ル]から207の清水寺方向(東→方向)へ乗り、東山七条で降りて七条通を少し西←方向に歩いても良い。多分その方が早い。
西本願寺
 一旦、堀川通に出る必要がある。
 3/12/32/46/201/203/207を西←方向に乗り四条堀川で降り、道を渡って9/28を南↓方向に乗っていけば良い。あるいは、一旦京都駅に戻ってしまうのも賢い判断である。
 いずれにせよ、12以外を選択するのが賢い旅人だったり市民だったりするはずだ。

バス停留所
 交差点周辺に、行き先ごとに数多くのバス停が存在する(市バスの停留所は後述)。

市バス停留所
 交差点周辺には、AからIまで9つの市バス用のバス停がある。行き先と方向によって分けられている。ABC…は、時々変わることがあるので注意。↓↑は、方向の目印として参考用に記載した。
 例えば堀川通の北部地域から12号で来たなら(B)で降りることになる。お帰りは(E)である。
 あるいは、ここから京都大学(百万遍、京大農学部前)へ17号で行くなら(I)から乗ることになるだろう。

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