四国
読み:しこく
外語:Shikoku
日本列島を構成する島の一つ。列島を構成する主要四島(北海道、本州、四国、九州)の中では最小。
概要
南は太平洋、北は瀬戸内海に面する。
古代日本の律令例、畿内七道(五畿七道)の南海道のうち、阿波国、讃岐国、伊予国、土佐国の4国が存在したため、「四国」と呼ばれるようになった。
現在も、徳島県、香川県、愛媛県、高知県と、四つの県で構成されている。
由来
日本神話によれば、伊邪那岐命(イザナギノミコト)と伊邪那美命(イザナミノミコト)の「国生み」において、まず産んだ八つの国土「大八島国」の二番目、伊予之二名島(イヨノフタナ島)として産み出されたとされる。
「フタナ」とは、二つ並んでいる、という意味である。
この島は、体は一つで顔が四つあり、そして顔ごとに名前がある。それぞれ旧律令国ごとに、次の名を持つ。
- 伊予国(いよのくに) ‐ 愛比売(エヒメ)
- 讃岐国(さぬきのくに) ‐ 飯依比古(イヒヨリヒコ)
- 粟国(あはのくに) ‐ 大宜都比売(オホゲツヒメ)
- 土左国(とさのくに) ‐ 建依別(タケヨリワケ)
補足
無線では5エリア。
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