占守島
読み:しゅむしゅ-とう
外語:Остров Шумшу

 千島列島の北部(北千島)に位置する島の一つ。幌筵島(ぱらむしるとう)の一つ北に位置する島で、列島最北端であり、カムチャツカ半島に最も近い島。
目次

島に関する情報
 北海道根室振興局管内占守郡に属する。占守郡は郡までの設置であり、この島には現在、自治体は存在しない。
 

島の地勢
 概ね平坦な島であり、カムチャツカ半島とは占守海峡で隔てられていて、この海峡が日露の国境線と考えられている。

歴史と現状
 かつて日本領であり、現日本政府は領有国なしとの見解である。しかし現実には旧ソ連(現ロシア)に不法占拠されている。
 なぜならば、この島は大東亜戦争最後の戦地でもあり、ポツダム宣言受諾の翌日1945(昭和20)年8月15日にスターリンは攻撃計画発案、16日にソ連軍機の偵察飛行、そして17日には散発的な爆撃を開始、遂に18日に本格的に占守島爆撃を開始し、そして9月5日までに歯舞諸島に至る全千島を占領したからである。

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