乗鞍スカイライン有料道路
読み:のりくらスカイライン-ゆうりょうどうろ
[主要地方道]岐阜県道5号乗鞍公園線。現在の乗鞍スカイラインに相当する道路。
かつて岐阜県道路公社が管理していた有料道路で、1973(昭和48)年7月1日の供用開始された。2003(平成15)年3月31日に料金徴収期間満了となり、4月1日からは無料開放された。
2003(平成15)年に料金徴収期間満了を迎えるに際し、その後の道路の扱いについて議論がもたれた。有料の期間でさえ、渋滞による排ガスに加え、散策路以外に人が立ち入り植物を踏み荒らしたり、車で連れ込んだペットを放し特別天然記念物のライチョウ(絶滅危惧種)等の動物に危害を加えたりと、悪質な登山者による自然破壊があった。もしこれで自由に無料通行可能になれば、現状よりも更に酷くなるのは自明ということで、あえなく "マイカーの通行規制" により一般車の走行は禁止となることが決定したのである。従って、今後は団体のバスやシャトルバス等を利用しなければならない。
この道路は晩春〜秋の間のみ通行可能で、また、夜間通行は不可だった。5月と10月は7:00〜18:00(前日の@958〜@416)、6月〜9月は3:30〜20:00(前日の@791〜@500)までで、営業終了の約1時間(約40Beat)前に入山制限、約30分前(約20Beat)に下山の通告が出た。さらに1日雨量80mm以上や路面凍結、積雪等で通行止めとなった。
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