クロスエアー
読み:クロスエアー

 スイスの航空会社。2レターコード LX、3レターコードCRX。マイレージサービス(FFP) クオリフライヤー。2001(平成13)年10月1日の親会社スイスエアーの破綻を受けて、その後身会社スイスインターナショナルエアラインズの中核となる。
 1975(昭和50)年、バーゼルでモーリッツ・ズーターが「空のタクシー会社」としてビジネスフライヤー社を設立したことに始まる。1978(昭和53)年にクロスエアーと社名を変更。1979(昭和54)年、国際線の営業を開始。1982(昭和57)年、スイスエアーと提携。1988(昭和63)年には38.4%、1991(平成3)年には51%、1997(平成9)年にはスイスエアーからの資本参加を受け入れ、子会社化された。
 2000年末には2500万フランの欠損を発表し、1992年以来はじめて無配となるが、それでもスイスエアーグループの中では極めて健全な経営を維持しており、コストも低かったため、2001(平成13)年10月1日に親会社のスイスエアー、同グループ内のザベナ航空が破綻すると、スイスエアーの後身会社スイスインターナショナルエアラインズの中核となることとなった。
 しかし、その直後の2001(平成13)年11月25日、ベルリン発チューリヒ行きの小型旅客機アブロRJ(乗客乗員33人)が24日深夜(日本時間25日早朝)にチューリヒ近郊で墜落。先行きの不安さを煽っている。

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