J-Debit
読み:ジェイ-デビット
外語:J-Debit
日本で金融機関が提供しているデビットカードのサービス。
概要
金融自由化に伴い、1999(平成11)年1月4日からサービスが開始された。
銀行やゆうちょなど金融機関で発行されたキャッシュカードで買い物が可能なサービスで、金融機関口座に預貯金があれば、現金を持ち歩かなくても買い物が可能である。
特徴
内容
デビットカードなので、支払いをすると、即座に金融機関の口座から引き落とされ、数日中に加盟店の口座に入金される。
その際に使用する暗証番号は、金融機関で使用する4桁の暗証番号と同じである。
限度額
デビットカードは借金ではないが、ATMでの引き出しと同様、1日あたりの限度額が設定される。
金融機関によるが、現金支払、振込・振替、デビット支払などの出金の総額で幾らまで、というように設定されることが多い。
ポイント
クレジットカードなどと違い、原則としてポイントサービスは存在しない。
2011(平成23)年現在、ポイントサービスを実施しているのは、仙台銀行と滋賀銀行のみである。使用してポイントをためると、金融商品で金利の優遇や手数料割引などで使用できるとする。
他行ではポイントが無い。そもそも日本の銀行は1回あたり100円ないし200円程度のATM手数料を取るが、これが無料(土日や18時以降でも)なのが利点、と主張しているらしい。
J-Debitはあくまで現金の代わりとしての用途を想定しているらしく、ポイント還元には積極的ではない。
弱点
デビットカードで支払うと、都度口座から引き落とされるので、都度通帳に記載される事項が1行増えることになる。
従ってデビットカードを使い込むと、通帳のページがあっという間に埋まってしまうという弱点がある。
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