GS (ローランド)
読み:ジーエス
外語:GS

 ローランドの提唱した、GM上位互換のフォーマット仕様。
目次

概要

GMとGS
 基本的には、GMで規定される128種の音色を、さらにバンク切り替えという形で拡張することを主とする。
 但し実際にはGMよりGSの方が先に登場しており、GMはGSの音色を抜粋して標準化したものである。
 その他、GSにはGM1に存在しないエフェクトに関する設定が存在する。

GSとXG
 対抗のヤマハは「XG」という、同じく GM1の上位互換を用意しているが、GSとは非互換である。
 なお、ローランド一部機種でヤマハのXGliteに、またヤマハの一部機種もGSに、対応する製品がある。
 SOUND Canvasシリーズでも、SC-88Pro以降は、隠しモードとしてXG(あるいはXGliste相当か)が搭載されている。

GS STANDARD
 初期の頃はGSスタンダードという呼称だったがすぐ改称されてGSフォーマットとなり、現在はGSのみで使われる事が多い。
 例えば、初期ロットのSC-55は、液晶下のフロントパネルにGS STANDARDと表示されている。

特徴

種類
 GSにも様々なバージョンが存在するが、大きく分けると次の二つである。

主な対応機種
 俗に「GS音源」と呼ばれる。

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