音程
読み:おんてい

 音と音の離れ具合を「度数」で表わすもの。
目次

概要
 例えばドとミを例とすると、ド・レ・ミで三つ離れた音となる。
 この時、これは三度の関係にある、またはドに対してミが三度高い音である、と言う。

特徴
 音程には、完全音程、長音程、短音程、減音程、増音程がある。
 例えば、ド(C)を主音とした場合の例を以下に示す。

完全音程と長音程
 完全音程と長音程は、合わせて八種類がある。

短音程
 長音程を半音狭めたものが短音程である。
 短音程は、次の四種類がある。

減音程
 短音程と完全音程を半音狭めたものが減音程である。
 ダブルフラットが付いたものがあるが、これらは長音程や完全音程と同じ結果になるので、殆ど使われない。実際に使うのは「減五度」と「減七度」である。

増音程
 長音程と完全音程を半音広げたものが増音程である。
 シャープが付くものは、短音程や完全音程と同じ結果になるので、殆ど使われない。実際に使うのは「増四度」と「増五度」である。

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