追善供養
読み:ついぜん-くよう

 生きている者が、先に亡くなった者のために功徳を積み、その功徳を亡き霊に振り向けることで冥福を願うことを言う。
 この供養は仏教の形式を取っているが、しかし仏教的には、必ずしも施主の目的を果たせるとは限らない。なぜなら仏教では、死者の輪廻については常に本人が生前に作った業に従うのであって、これはまさに因果応報だからである。

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