親補職
読み:しんぽしょく
天皇自らが親しく補職する重要な職のこと。
親補職は司法官と武官において存在し、陸軍では
- 陸軍大臣
- 参謀総長
- 教育総監
- 航空総監
- 軍司令官
- 師団長
があり、海軍では
- 海軍大臣
- 軍令部総長
- 鎮守府司令長官
- 艦隊司令長官
- 警備府司令長官
などがあり、陸海軍共通の職として
がある。
勅任官であっても親補職に就いている間は親任官待遇を受ける。したがって、各省次官や帝国大学総長は中将相当官であり、勅任官であるが、親補職に就いている陸海軍中将は親任官待遇を受けているので、親補職に就いている限りはそれよりも席次は上とされる。
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