親拝
読み:しんぱい
天子様、つまり天皇陛下が自ら神社に赴くこと。
用例
次のように使われる。
天皇の御親拝を仰ぐ
特徴
天皇陛下が自ら礼拝することを「御親拝」という。
但しこの語は、伊勢神宮(天照大神が祀られている)や、橿原神宮(神武天皇が祀られている)のように、皇室の祖である社である場合に、使われる。
それ以外の神社でも使われるようであるが、分ける場合は、それ以外の社は「行幸」という語を使う。
例えば、靖国神社、護国神社といった神社の祭神は臣民(人間)であり、天皇にとっては臣下であるので、この場合は親拝ではなく行幸というのが適切だとされている。しかし、靖国神社や護国神社の場合でも、親拝という語はよく使われている。
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