西田無学
読み:にしだ-むがく

 現在、日本に無数にある法華経系教団(霊友会系教団)の基本思想の発明者で、法華経による在家仏教と先祖供養という奇跡のドッキングを果たした。生没年は1850(嘉永3)年〜1918(大正7)年。
 西田無学の生前にはこの思想はあまり広まらなかったが、没後、後の霊友会の宗祖である久保角太郎により広められた結果、現在ではこの思想には多くの信者が集まっている。
 現在、この思想を汲む教団は "日蓮宗系" の新興宗教教団と称されるが、いわゆる日蓮宗との最大の違いは "先祖供養" という発想にある。日蓮宗と同様に教典に妙法蓮華経、唱名に南無妙法蓮華経を使うが、実際には日蓮宗系教団とは何の関係もない。

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