神嘗祭
読み:かんなめさい

 神社の祭典の一つで、秋祭り。新暦では10月の中旬に催される。
目次

概要
 今年の豊作を祝い祖神に感謝をする祭りであり、その年に取れた新米を神様にお供えする。
 元々は伊勢神宮宮中のみで行なわれていたが、その後全国に広がったとされている。
 春に行なわれる祈年祭と対応する祭りである。また宮中では11月23日に新嘗祭という関連する祭りが催される。

特徴

宮中
 神嘗祭は、宮中三殿の賢所で、毎年10月17日に執り行なわれる、大祭の一つである。
 ここに新穀を供えるため、毎年天皇陛下自ら4月に種籾を撒き、5月に田植えをし、10月に収穫する。ここ近年の品種は、うるち米が「ニホンマサリ」、もち米が「マンゲツモチ」とされている。
 この翌月、毎年11月23日には新穀を神嘉殿にて皇祖はじめ神々に供え神恩に感謝し、陛下自らも召し上がる「新嘗祭」が催される。

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