相模
読み:さがみ
外語:SAGAMI

 平安中期の女流歌人。三十六歌仙の一人である。
 相模守(かみ)大江公資(きんより)の妻となったためこのように呼ばれることとなった。夫と別れた後、脩子内親王に仕えた。
 百人一首に歌が採られており、その歌は「恨みわび干さぬ袖だにあるものを恋に朽ちなむ名こそ惜しけれ」である。原典は後拾遺・恋四・815。

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