旧約聖書
読み:きゅうやくせいしょ
外語:the Old Testament
キリスト教の経典の一つ。一部にユダヤ教の聖書も含む。
概要
アブラハムの子孫であるイスラエル民族の起源や歴史的な体験、神との契約と関係などについて伝える複数の書から構成される。
具体的には、「モーセ五書」に始まり、「イスラエル民族史」、「知恵の文学」が続き、「預言者の説教」で終わる。
最初の「モーセ五書」は「律法」とも呼ばれ、ユダヤ教の経典でもある。
ただし旧約聖書という呼称は新約聖書に対するものとしてキリスト教徒が便宜上付けたもので、常ユダヤ教では旧約聖書とは呼ばない。
構成
旧約聖書は、次の文書で構成されている。
- モーセ五書
- イスラエル民族史
- 第一のイスラエル史
- ヨシュア記
- 士師記
- ルツ記
- サムエル記 上
- サムエル記 下
- 列王記 上
- 列王記 下
- 第二のイスラエル史
- 知恵の文学
- ヨブ記
- 詩編
- 箴言 (ソロモン)
- コヘレトの言葉
- 雅歌 (ソロモン)
- 預言者の説教
- 預言書
- 十二小預言書
- ホセア書
- ヨエル書
- アモス書
- オバデヤ書
- ヨナ書
- ミカ書
- ナホム書
- ハバクク書
- ゼファニヤ書
- ハガイ書
- ゼカリヤ書
- マラキ書
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