小式部内侍
読み:こしきぶ-の-ないし
外語:KOSHIKIBU no Naishi

 平安時代の女流歌人。1000(長安2)年ごろ〜1025(万寿2)年。和泉守橘道貞の娘。母は和泉式部。母とともに上東門院へ出仕。しかし、母に先立って夭折する。
 百人一首に採られている歌は「大江山いく野の道の遠ければまだふみも見ず天の橋立」である。中納言定頼の嫌みに対して、小式部内侍がとっさに言い返したときの歌である。原典は金葉集・雑上・586である。

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