天狗
読み:てんぐ
外語:long-nosed goblin
日本の妖怪あるいは神。赤く長い鼻に、羽うちわを持った山伏の姿をしている。
日本固有の山神の一で、山の修行者の守護神。修験道によって芸能に取り入れられた。天狗は神通力を持ち、かつ飛翔自在とされる。
日本仏教的には、六道から外れた天狗道に堕ちた者として扱われる。仏法を学び知識豊富であるが精神的な修行を怠った者は、六道のうち人間道に残れず天道にも上がれないが、かといって他の道には堕ちない。その結果として輪廻から見放された天狗道に堕ちるのだとされる。
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