北欧神話
読み:ほくおうしんわ
外語:Scandinavian mythology
スカンジナビア地方の北ゲルマン民族に伝わる神話群。西暦11世紀頃に成立した神話集「古エッダ」と、西暦13世紀にスノッリ・ストゥルルソンがまとめた「新エッダ」が原典。しかし両者には内容不一致があり、スノッリが敬虔なキリスト教徒であることを考えると、新エッダにはそれによる影響があることを否定できない。
世界の始まりのとき、霜が熱風で溶けたしずくから巨人ユミルと牝牛アウズフムラが誕生した。牝牛が舐めた氷から人間ブーリがあらわれ、その息子と巨人の娘が結婚してオーディン、ビリ、ベーを産み、アース神族の始祖となった。
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