円仁
読み:えんにん

 天台宗山門派の祖。生年794(延暦13)年から没年864(貞観6)年。延暦寺第3代座主。慈覚大師。
 比叡山の最澄の弟子になり、838(承和5)年に唐へ渡り天台宗を学ぶ。その後に大興善寺と青竜寺から密教の大法を授けられ、唐の仏教弾圧を受けて帰国。天台宗の密教化を推進した。

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