カルディア人
読み:カルディアじん
外語:Chaldeans
セム語系の遊牧民。紀元前1000年頃バビロニア南部で活躍し、自分達をバビロニア文化の後継者と考え、南下するアッシリアに抵抗した。
紀元前625年にナボポラサルはメディアと連合してアッシリアを滅ぼし、バビロニアと同じカルディア帝国(新バビロニア帝国)を成立させる。
次王ネブカドネザル2世の時に最盛期を迎え、ハンムラビ時代の再来と云われる賑わいを見せ、神官達により占星術や肝臟判断などの占いが発達した。また紀元前586年にはユダ王国を滅ぼし "バビロン補囚" を行なった。
そののち、神官階級の内紛が起こり、ペルシアの侵入もあって紀元前538年に滅びた。
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