ウラル・アルタイ語族
読み:ウラル-アルタイごぞく
外語:Ural-Artaitic
かつて考えられていた、三大語族の一つ。現在は否定されている考え方である。
概要
かつては、インド・ヨーロッパ語族やセム・ハム語族と共に三大語族の一つとされていた。
しかし、ウラル語族とアルタイ諸語で共通性が殆どないことから、現在では「ウラル語族」と「アルタイ諸語」に分けて考えられている。
特徴
性質
主立った特徴に、次のようなものがある。
- 文型はSOV文型(である)が基本
- 活用が単語の語尾に付く膠着語である
- 母音を流暢に発音する為の母音調和がある
主な言語
次のような言語がある。
- エストニア語 (et、est)
- トルコ語 (tr、tur)
- ハンガリー語(マジャール語) (hu、hun)
- フィン語(フィンランド語) (fi、fin)
- モンゴル語 (mn、mon)
日本語や朝鮮語もウラル・アルタイ語族であろうとされているが、現時点ではまだ確立した理論はなく、別語族であるとする考え方もある。
そもそも言語学方面では、ウラル・アルタイ語族はその他大勢程度の意味でしか扱われていないらしい。
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