A2ノビ |
辞書:文化用語の基礎知識 出版用語編 (LPUBL) |
読み:エイにノビ |
品詞:名詞 |
紙寸法の一つ。但し「ノビ」には正確な寸法の決まりは存在しない。
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概要 |
印刷では、仕上がりの寸法の外側に「トンボ」と呼ばれる線を目印に付ける。
トンボは、カラー印刷を行なう際の位置合わせや、裁断する際の目印になる。
そこで、印刷する場合は一回り大きい寸法の紙を使う(A4ならB4の紙、B4ならA3の紙)。
解決法 |
ところが、A2までの寸法にしか対応していない印刷機では、A2にトンボを打つ事ができない(B2対応が必要になる)。
そこで、B2までは不要だが、トンボを打つためのスペースは必要、という需要のために、「A2よりちょっと大きい」A2ノビが作られた。業務用機などでは、A2ノビ対応機というものもある。
A3ノビと比較すると、紙自体も巨大であり、非常に専門的な分野でしか利用がなく、用紙も普通に市販されているとは言い難い。また、A2ノビ以上はほぼ全てがロール紙として供給されている。
しかしB2対応機を導入するよりは安価になるとあり、専門分野ではよく使われる。
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