陰謀論
読み:いんぼうろん
外語:conspiracy theory
ある出来事などについて、一般的に認知されている事実とは異なる、何らかの陰謀、策謀が存在するとする論説のこと。こういったものを信望する者を陰謀論者という。
概要
特に有名な陰謀論に、次のようなものがある。
- アポロ陰謀論 ‐ NASAのアポロは月に行っていないとする説
- ロスチャイルド陰謀論 ‐ 世界を支配しているのはロスチャイルド家(ユダヤ)とする説
- 地震兵器陰謀論 ‐ 大地震はアメリカとユダヤの地震兵器が起こしているとする説
どれも空説に過ぎないが、まるでカルト宗教かのように、熱心な「信者」が付いているのが特徴である。
特徴
陰謀論者は、国(政府)や大企業など、大きなものを「仮想敵」とし、それらが広めている「事実」とは異なる「真実」が存在すると主張するのが一般的である。
そして「強大な敵と戦う自分」に酔いしれるために、この邪悪なる「仮想敵」の力を過大評価するのが特徴。この敵は、目的を達するためなら何でもできる超能力を持っているらしい。
しかし、現実にはその様な力を持つ組織など存在しない。
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