直系
読み:ちょっけい
間に各世代の兄弟や、その兄弟の配偶者を介さない間柄であるもの。
概要
直系は、6代前→5代前→高祖父母→曾祖父母→祖父母→親→本人→子→孫→曾孫→玄孫→来孫→昆孫、という一連の血族をいう。
皇統などで有名な「男系」(父系)より範囲が広い。娘の子は男系(父系)ではないが、本人から見れば直系である。
特徴
日本の民法で親族とされるのは、本人からみて六親等内である。ここから外れる直系は、民法上は親族ではない。
また、配偶者についても、三親等までは直系とする。
両者を区別する場合は、「直系血族」「直系姻族」として呼び分ける。
なお、各末裔の配偶者も、本人からみれば義理の各代となる。但し日本の民法で親族とされるのは3代後、つまり曾孫の配偶者までで、玄孫以降はその配偶者を親族としない。
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