東京行幸
読み:とうけいぎょうこう
明治天皇による東京への行幸。
概要
1回目は明治元年9月3日(1868年10月18日)で、この時明治天皇は詔勅「江戸ヲ称シテ東京ト為スノ詔書」を渙発され、江戸城があった江戸の地名を東京(当時はとうけいと発音された)に改めた。その後、明治天皇は東京で政務を摂り、そして明治元年11月26日(1869年1月8日)に江戸城に入城し、この城を東京城と改め別荘とした。
2ヶ月ほど経った時に一旦京都に戻るが、明治2年5月9日(1869年6月18日)に再び行幸に出たまま、今度は戻ることはなかった。
特徴
これにあっても明治天皇は遷都の詔勅を渙発されておらず、ゆえにこれを著している現在にあっても、首都は既に存在しない平安京のままであり、東京には移っていない。
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