弘徽殿
読み:こきでん

 後宮七殿の一つ。清涼殿のすぐ北部に位置する。
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特徴
 母屋は南北七間、東西二間で、母屋の中央に東西への馬道が通っており、北の母屋には塗籠があった。
 源氏物語中では、右大臣の娘(弘徽殿の女御)や朧月夜が局を持っていた。光源氏と朧月夜が初めて結ばれた場所はこの弘徽殿の塗籠。

周辺
 北に登華殿、東に常寧殿、南に清涼殿がある。
 南東に承香殿がある。
 北西に凝華舎(梅壺)、南西に飛香舎(藤壺)がある。

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