建国記念の日
読み:けんこくきねんのひ
外語:National Founding Day
日本国の祝日の一つ。建国を祝う日で、日本における建国記念日。
日本
法定義
日本では、国民の祝日に関する法律(祝日法)により以下のように定義される。
- 日付: 政令で定める日 (2月11日)
- 目的: 「建国をしのび、国を愛する心を養う。」
祝日法の祝日の中で、唯一、日付が政令で定められている。
由来
政令では2月11日である。
これは、神武天皇即位の日(旧暦で紀元前660年の元旦)で、かつての「紀元節」。
廃止された「休日ニ關スル件」(昭和2年勅令第25号)では、この日を「紀元節」としている。
決定まで
国民の圧倒的多数、政府の世論調査では81.3%が紀元節2月11日の存続を希望していたとされる。
一方、各野党は、次のような日を建国記念日とするべきと主張していた。
- 社会党 ‐ 5月3日 ‐ 日本国憲法制定の日
- 民社党 ‐ 4月3日 ‐ 聖徳太子の17条憲法制定にちなむ日
- 公明党 ‐ 4月28日 ‐ 講和条約発効日
- 共産党 ‐ 真の建国は人民が将来に闘いとるべきもの
共産党はハッキリと「革命」を念頭に入れた主張をしていた。当時の共産党は元気が良かった。
そして、第1回「建国記念の日」は1967(昭和42)年である。
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