オフセット印刷 |
辞書:文化用語の基礎知識 出版用語編 (LPUBL) |
読み:オフセットいんさつ |
外語:off-set printing |
品詞:名詞 |
印刷技法の一つ。平版印刷の方式の一つで、現在の印刷の主流。カラーだけでなく、モノクロ印刷にも使われる。
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概要 |
版に色を付けたい部分を油性にし、印刷時に版に水をつけ、その後油性のインクを版につけることによって色を付けたい部分にのみインクが載る。
オフセット印刷では、その版から直接紙にインクを付けるのではなく、一旦ゴム製のブランケットにインクを移し(off)、そこから改めて紙などにインクを付ける(set)。
特徴 |
製版が比較的簡単で版の複製も簡単なので、大量印刷に向いている。また、どのような紙にでも印刷ができ、特色インクの種類が最も多い。
しかし、印刷方法の性質上、完璧に色校正しても本刷りで色が微妙に違ってくることがある。また、印刷時に水とインクが混ざりあい、印刷ムラが生じることがある。
同人誌(自費出版本)ではしばしばオフセ、オフと略される。
リンク |
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