韋提希
読み:いだいけ

 まだ釈迦が存命の頃のマガダ王国の王妃。観無量寿経に韋提希を主人公としたマガダ王国の悲劇が語られている。
 夫である頻婆娑羅(びんばしやら)王との間にもうけた子、阿闍世(あじやせ)は父王を塔に幽閉、韋提希は夫の下へ密かに食べ物を運んだが、それが阿闍世にばれてしまい、韋提希まで幽閉されてしまった。

再検索