説一切有部
読み:せついっさいうぶ
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 上座部仏教の一派で、紀元前2世紀頃に上座部から分派した。

概要
 三世実有法体恒有を基本的な思想とする。
 これは、この世界を成り立たせる全ての要素である法体(ダルマ)が、過去・現在・未来の三世に存在する、とするものである。
 諸行無常と矛盾するようであるが、この宗派では逆に、ダルマが存在しなければ諸行無常は成り立たないと考えている。

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