淑景舎
読み:しげいしゃ

 後宮五舎の一つ。宣耀殿の東に位置する。
 庭に桐の木が植えてあったため、別名「桐壺」と呼ばれる。

特徴
 位置的にも最も清涼殿から遠いため、身分の低い更衣が住んでいた。
 源氏物語で桐壺の更衣が住んでいた場所であり、このため帝に寵愛された桐壺の更衣は他の後宮の妃にねたまれたため、清涼殿に行く途中でさまざまないじめを受けた。

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