原色版印刷
読み:げんしょくはんいんさつ
カラー凸版印刷の方式の一つ。最も古くから使われている方式。
概要
ネガを作る段階まではオフセット印刷と変わらないが、ネガから版を作る際、次のような方法がある。
- 薬品で版に凹凸を作る
- 感光樹脂を使う
- 機械で直接金属版に彫る
特徴
大量に印刷しても版がくずれにくく、メリハリのきいた力強い仕上がりが特長だが、次のような欠点がある。
- 製版コストが高い
- 版を作るまでに時間がかかる
- 一度製版してしまうと修正が容易でない
- 高級な紙を使わないと仕上がりが悪い
- 特色インクがほぼ無い
- インクの乾きが遅くスピードが遅い
今となっては時代遅れの感が否めない印刷方式である。
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