六法戒
読み:ろっぽうかい
式叉摩那(しきしゃまな)に課せられる修行。
概要
五戒に不非時食戒を加えた次の六つをいう。
- 不殺生戒 (無意味に他人や衆生の命を奪ってはいけない)
- 不偸盗戒 (盗みを犯してはならない)
- 不邪淫戒 (不淫らな異性交遊をしてはならない)
- 不妄語戒 (嘘をついてはならない)
- 不飲酒戒 (酒を飲んではならない)
- 不非時食戒 (非時に食事をしてはならない) 非時=正午から翌日の日の出
特徴
六法戒を二年間守ることが出来た式叉摩那は、具足戒を受けて出家し比丘尼になることが出来る。
式叉摩那は比丘尼になる前段階で、妊娠していないか、比丘尼の生活に耐えられるかどうかなどを見極めるために設けられている。
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