開発体制
原稿案や、その添削、何か面白そうなニュースの報告など一連の作業は、メーリングリストで行なわれています。
分野ごとに複数のメーリングリストを稼働しております。
希望される活動の範囲に応じて、参加するMLを自由に選べます。
現在のメーリングリスト
次の9つがあります。
- [autopost] CGIが送信する日報の宛先
- [info] 全員連絡用(これのみ、参加必須)
- [free] 雑談用
- [tech] 通信技術 (通+電+科)
- [sci] 自然科学 (科)
- [cul] 文化政治 (文+軍)
- [geo] 地理運輸 (国+鉄)
- [moe] 萌え (萌)
- [moe-r18] 成人向け (萌18禁)
雑談は、freeの他、tech/sci/cul/geo/moe/moe-rの各カテゴリ別MLでも構いません。
全員での議論は、雑談(free)でやることが多いので、雑談への参加もおすすめしておきます。
参加条件
現在は、パソコンに何らかの電子メールソフトウェアを用意していただいています。
いわゆる「Webメール」については、対応できるかどうか、現在実運用で実験中です。gmailなどで実験中です。興味がある方は、Webメールで参加依頼を出して下さい。
Outlookシリーズでも、最新のもので、かつ充分に使い込んでいる方なら、参加いただけます。MLに初参加の方は、Outlookシリーズは避けた方がよいでしょう。まだWebメールの方がマシかと思われます。
メールソフトは、フリーソフトでも色々あります。相談していただければ、可能な範囲で対応します。
MLへの参加・退会の方法
参加方法
現在、手動のみです。
希望される方は、「MLに登録したい自分のメールアドレス」を、marimo★akanko.net (★を@に変更してください) に送って下さい。
心から歓迎します。
いずれ、自動受付に対応させたいのですが、MLを「複数同時運用」という難儀なことをしているため、なかなか上手く行かないでいます。
手順は、次のようになっています。
- 参加申し込みのメールを出す
- この時、コテハンと、どのメーリングリスト(前述)に参加するかを指定して下さい(通常は全部を選べば良いと思います)
- 中の人が頑張ってMLに登録します
- 終わったらお知らせします
- free(雑談用ML)あたりに自己紹介を投げたりすると良いかと思います
退会の方法
退会希望者は、各メーリングリストのコントロール宛に、内容「bye」とだけ書いたメールを送って下さい。
MLでは記事の案が流れてきますが、それらの大体は独自の書式の文書フォーマットで書かれています。
もちろん普通の文章でも全くかまわないのですが、辞書はこのフォーマットで書かれているためそのまま流したほうが何かと都合がよいのです。
難しいことはありません。日本語が普通に分かれば、あとは何とでもなる。誰でもできるように、簡単な仕組みになっているのです。だって、面倒な仕組みだったら面倒じゃないですか。JK。
V6フォーマット
独自の書式の文書フォーマットで、辞書は作られていきます。
サンプルというか、実際に配布されているものがあります。
ダウンロード
機械に読み込ませる文書ですが、人間も読み書きしやすいよう、長い月日を掛けて、少しずつ練り上げ、現在のフォーマットが出来ています。
16年の歴史の中でバージョンアップを重ね、いま使われているものは、V6フォーマットと言います。V1からV5までは、元々MS-DOSを前提としていた仕様が由来のため、機械の仕様に酷く縛られたものでした。V6は、GUI OSでも書きやすいように、書式を一新しています。
多機能とシンプル
最初の十数年間、「辞書」として執筆され、しかし読者からの要望と、長い経験から見いだした必要な機能を充実させるため、現在の新しい辞書フォーマットへと移行する決断を致しました。
V6は、V5までと互換性がありません。従来のツールは使えないのです。その代わり、人間に優しいよう、工夫を加えました。
この新しいフォーマットは、非常に多機能です。仕様書もあります。
仕様書
ただし、ちょっと待ってください。
これは、本当に多機能なんです。16年以上の経験から、必要なものの全てが入っているからです。また、今後も機能は増えていきます。
ですが、いきなりこの仕様の全部を覚える必要はあるのでしょうか? 答えは、もちろん「No」です。
これだけを読んで面食らうというのであれば、最初から読まない方がマシだとだけ申し上げます。全部を覚える必要はなく、またそのような行為は非現実的であるばかりか、意味の無いことです。編集長だって全部覚えてはいないのです。だって、ツールが助けてくれるから。
必ず覚えなきゃいけないの?
もちろん、そんな訳はありません。
覚える必要があるのは、編集担当者だけです。
ネタ提供、ツッコミ諸々、楽しく外野に徹する方々は、普通の文章で書けば、エロい偉い人が何とかしてくれます。
何か書いて表現したい人は、まずは参加してみよう!
楽をしよう
人間は、その頭脳を用いて、楽をしなければなりません。
プログラマーは、不精で、短気で、傲慢なことを旨とするのです。基礎知識を作ることも同じです。
基礎知識を作ることは、修行でもなければ、罰ゲームでもありません。自分の満足を充たしつつ、人のお役にも立てる、そんな楽しい活動の一つです。
書きたいことを、きちんと表現できるフォーマット、それがV6フォーマットで、これを作るためのツール類は、ちゃんとあります。
ローカルで編集したい
執筆自体は、お気に入りのテクストエディターをご自由にご利用ください。Unicodeが使えることが必要です。
ただ、フリーソフトウェアのエディターの場合、Unicodeの文字が使えないことがあるため、この解決として、代替表現が多数開発されました。上の仕様書をみて、ゲーッと思うのは、この代替表現でしょう。大丈夫、誰も全部なんて覚えてないから。
この辺を楽するために、ツールがあります。
そもそも、V6形式は手書きする必要なんてないんです。だから全部を覚える必要なんてないんですよ。大丈夫、編集長だって(以下略
Webで編集したい
V6フォーマットはタブコードを使い、階層構造を表現します。ですので、そのままではWebでの編集に向いていません。
そこで、Wikiwiki風の書式と変換することで、JavaScriptを使い、Webフォームで編集するエディタがあります。
実にお手軽に、サクサク原稿が作れそうですね!
サクサク書いて、原稿をMLに放り込むんだ!
あってるか確かめたいな
人間が書いたら必ず間違えるのです。だから確かめるツールがあります。
- dfc ‐ フォーマットチェッカー (書式を確認するツール)
- dlc ‐ リンクチェッカー ([[単語]] のリンク先があるか確認するツール)
- ddc ‐ ディレクトリチェッカー (WDICはディレクトリ機能も特徴ですが、ちゃんと正しいか確認します)
参加された方で、希望者にお配りしています。
V6でも充分だと思いますが、V6フォーマットのXMLの定義、というものも開発されていました。